16 Sweet Tunes of the Fantastic '50s : Earl Bostic

16 Sweet Tunes of the 50's

16 Sweet Tunes of the 50's

調達経緯

正しくは「16 Sweet Tunes of the Fantastic '50s 」ていうタイトル。Earl Bostic が Unchained Melody を吹いてるCDてことで前から目をつけてたんだけど、9000円近い値段でしか出てなくて、たまたま2999円になってるのを10年5月に見つけてクリック!

聴いた感想

知らん人多いと思いますが、アール・ボスティックてスゴいです!!あまり多くないアルトサックスでのおれのアイドルです。まぁ簡単に言えば、スーパーのBGMでかかってるような演奏がほとんどなんですが、その歌い方!!!さくっと検索したら、解説してるサイトがありましたんで、転記しときます。

Earl Bostic ほど多くの Jazz ファンから過小評価されているプレーヤーは他にはそういないのでは。確かにその黄金時代には、いわゆる「Jazz らしい」作品を殆ど残していません。その代りに、ライブでもレコードでも、当時のヒット曲や R&B, Jump Blues っぽい曲を次から次へとブリブリとドス黒く演奏し、主に黒人リスナーの間で大変な人気だったわけです。しかし、この人のアルトサックスに一度でも真剣に耳を傾けておくんなまし。どんなにフリーキーなトーンであっても、どんなにコテコテのブローであっても、どんなにベタベタでブリ〜ッなスロー演奏であっても、ここまで楽器を完璧にコントロールしているプレーヤーは当時そうはいぃひんかったんとちゃいまっか。という位「The Master」だと思います、はい。だからこそ、John Coltrane, Blue Mitchell, Stanley Turrentine, Benny Golson, Jaki Byard といった後の錚々たるミュージシャンが彼のバンドで下積みをしていたのでしょう。(まぁ理由はそれだけではないんでしょうけどね)。

「楽器を完璧にコントロール」てのは、ディジーガレスビーも「楽器のコントロールて意味ではアールボスティックはチャーリーパーカーよりすごい」って言ってたんだそうです。
で、このアルバムは、映画「ゴースト」のテーマ曲?アンチェインドメロディーが入っとるってことで、どんだけコテコテに行くかと期待満々やったんですが、あれれ、てっきり3連スローと思いきや、ミディアムな跳ねるリズム^^;でもそれがまたナイス!!