練習メニュー

last-update: Mar. 01, 2011


まずもって、似たようなことを少なくとも去年の9月から半年以上続けとってもなーんも変わらんなぁというのはホントあれですが、「やっても効果の無い練習の例」として書いておきます。

1)毎日1つのキーでやる。
ソプラノ・アルト・テナー・フルート合計4つ持ってて、「これがメイン」てことにしたくない。
長音階を基本にした練習をしているので、運指のパターンをあるていどその日に網羅しようとすると、3つのキーで、とかになる。
3つのキーで4種類の楽器で練習となると相当の時間がかかる。
そんなわけで、今は1つのキーに絞ることにしています。
その日やるキーは、前の日にやったキーの半音上のキー。
で、平日でもできれば2つの楽器で練習する。
4つの楽器を順番に半音づつ違うキーで練習すると、たとえばソプラノはCとEとG#でしか練習せんことになるけど、この辺は実際にはその日の気分とか明日ライブだからとかの都合で適宜楽器の練習ローテーションは変わってしまうのであまり気にしない。

2)チューニング
とにかくでたらめにしばらく吹いて、ベルの温度が普通になるようにする。
アルトとテナーの場合は、発振器を右手に持って耳に当てながら記譜のソを吹くことができるので、これでチューニングをする。
何も考えず吹いた上のソがピタッとあたるところから、ほんのわずか気持ち差し込んで、ごくわずか低めを狙うとあたる感じにする。
下のソと上のソを両方交互に吹いてバランスを確かめる。
フルートやソプラノは、これができないので、適当にいくつか音を吹きながら針を見て確かめる。

3)ドミソ
目をつぶってドーーーーーーと吹き始めて、目を開けて針のさすとこがちゃんと正しいかどうか。
フラジオも含む全音域で、上がっていって下がってきて一番下までいってまた最初まで戻る。
サックスのオクターブキーをおしたミは何だかんだいって落ち着いてきつつある気もせんでもない。
フルートは、最近、第二オクターブのレ〜ソあたりが妙にずれる傾向ある。
調子がいいときは、弱音・中音・爆音を交互にやったり、クレシェンド・デクレシェンドをやる。
リードがおろしたてのときとかなんか調子悪いときは無理にやらない。

4)ドレミ
上と同じ要領で、上がっていって、ソプラノは記譜のファ、それ以外のサックスは記譜のファ#、フルートもファ#をてっぺんにして、また下がっていって一番したまでいったら元に戻る。
てっぺんの音をそうするのは、そのあたりがマトモに吹ける限界というか、まともな音で無くなりはじめるエリアだから。
音叉みたいに揺らぎの無いまっすぐな音を出そうと心がける。

5)駆け上がる+駆け下りる
ドーーーーレミファソラシドーーーー
音は滑らかにつながっているかどうか。
駆け上がった先のピッチが行き過ぎてないか。
ドーーーーシラソファミレドーーーー
音は滑らかにつながっているかどうか。
駆け下りた先のピッチが落ちきっているか。
応用編として、
ドーーーレミドレミファレミファソミファソラファソラシソラシドラシドレシドーーー

ドーーーシラドシラソシラソファラソファミソファミレファミレドミレドシレドーーー
も。
これ書いて気がついたけど、レーーーミファソラシドレーーーみたいのもありだな。

6)ドミレミ
ドーーーミレミドミレミドミレミドミレミドーーー
レーーーファミファレファミファレファミファレファミファレーーー
と上がって言って、上に書いたてっぺんの音まで行って、
ソーーーミファミソミファミソミファミソミファミソーーー
ファーーーレミレファレミレファレミフレファレミレファーーー
の要領で下がっていって、一番下まで行ったらまた上がって行って元に戻っておしまい。
前は、ドから初めてドまで行ってドに戻って終わっていたのだけど、これだとスプーンキーとか
殆ど使わなくなるのでやり方を変えた。
最初と最後の音以外はピッチが正しいのかどうか目では確認できないけど、感覚で正しく吹くように心がける。
途中の早く動くところの音の長さが同じになるように心がける。運指によってはかなり難しい。
メトロノームをつかっても全体のスピードが合うかどうかにしかならないので、つかわない。

7)ドレミレ
上と同じ要領。
ドーーーレミレドレミレドレミレドレミレドーーー
で上がって、
ドーーーシラシドシラシドシラシドシラシドーーー
で下がる。
応用で、
ドーーーレミファミレドレミファミレドレミファミレドーーー
で上がって、
ドーーーシラソラシドシラソラシドシラソラシドーーー
で下がる。

8)ジグザグに駆け上がる+駆け下りる
ドーーーミレファミソファラソシラドシレドーーー
と上がって、
ドーーーラシソラファソミファレミドレシドーーー
と下がる。
5)の練習と同じ考え方。
応用として、4度でのジグザグもやる。
ドーーーファレソミラファシソドラレシミドーーー
ドーーーソシファラミソレファドミシレラドーーー
もやる。

9)ドミソミド
ピッチ重視の練習。
ドーーーミソーーー ソーーーミドーーー
レーーーファラーーー ラーーーファレーーー
で上がって行って、てっぺんまで行って、
ドーーラファーーー ファーーラドーーー
で一番下まで下がってから最初とこに戻る。
最後に
ドーーミソミレファラファミソシソファラドラソシレシラファドラシドレシドーー
と駆け上がって、
ドーーラファラシソレシラファレファソミドミファレシレミドラドレシソシドーー
と駆け下りる。滑らかかどうか、最後のピッチが正確かどうか。

10)ドミソシソミド
8)の応用。
7度の音まで含めた4音のアルペジオでこれをやる。
ドーーーミソシーーーー シーーーソミドーーー

11)アルペジオ
上の音域を使って、
ドーーーミソミドミソミドミソミドミソミドーーー
ミーーーソドソミソドソミソドソミソドソミーーー
と上がって行って、
ドーーーソミソドソミソドソミソドソミソドーーー
ソーーーミドミソミドミソミドミソミドミソーーー
と下がっていく。
跳躍の幅が広いので、ピッチを保つのが難しい。
運指を滑らかに運ぶのも、和音によってなかなか難しい。
和音の転回形の感じを体で覚える。
長三和音のほか、短三和音、増三和音、減七(ディミニッシュ)でも行う。

12)カムサンデー
カムサンデーの冒頭8小節を、記譜のCのキーとFのキーでゆっくり吹く。
ピッチが正確か、音がふらつかないか、旋律としてかっこいいか。
最初無伴奏で吹く。次にベース音と旋律の音だけのカラオケを型耳イヤホンで聴きながら吹く。
録音して、家に帰って聴き直す。

13)マイワンアンドオンリーラブ
旋律をゆっくり、ピッチがぶれずに正確で旋律としてかっこいいように吹く。
どの楽器でも実音Ebのキーで吹く。
最初無伴奏で吹いて、ピアノの音の和音と旋律のカラオケを型耳イヤホンで聴きながら吹く。
録音して、家で聴き直す。


以上、大きくは前から変わってないわけで、どのくらい長いこと続けても効果が出ないかの記録更新中です。