梅津和時 プチ大仕事 @ NAGOYA得三 2010
2010年9月5日から12日の一週間、梅津さんが名古屋に来て、毎日違うバンドで演奏しました(^o^)
9月5日(日) KIKI BAND
空席なしな感じ。
ベースの早川さん目当てで来たという某ベース弾きさんと一緒に応援。
おれは早川さんってどんなんか全然しらんかったんやけど、この人すごい!
タイコ・ベース・ギターに梅津さんという編成なんだけど、ギターの人が結構いろんな装置を駆使したりしてるのもあって、とても4人とは思えないゴージャスさ。
そーいえばタイコのトランプさんていう人は5拍子でソロ叩いてました。
ぼけっと聴いてたら5拍子とは気付かんくらい。
満員な店内だったんだけど、のっけからドカーンとフルフルで来たから?
あっけにとられちゃったお客さんが多かったのか、以外と客席が冷静だったのがなんか残念でした^^;
9月6日(月) コマッチャクレズマ
クレズマーというのは音楽のジャンルなんですね。知らんかった。
wikipedia:クレズマー
そんなわけなので、タイコ・チューバ・アコーディオン・バイオリンに梅津さんと多田さんていう女のサックスの人。
チューバいいなぁ!
オープニングはみんなが控え室から客席に出てきて練り歩き。
多田さんのサックスおとキレイ!
チューバ抱えながら歩いて吹いてました。あんなもん歩きながら絶対ふけないと思ってたのですが、後で調べたらチューバ用のストラップとかあるんですね。
前日とは違ってほっこり系主体でお客さんもリラックスして楽しんでた感じ。前日はややもすると梅津さんの音が聞こえにくいことがあったけど、その点でも堪能できました♪
にしても、梅津さんのソプラノの音はホント綺麗です。
9月7日(火) DUB(どくとる梅津バンド)
おれ的に甲乙つけがたい2つのナンバーワンセットのひとつ。
タイコ・ベース・サックス×2。早川さん再登場♪
片山さんをナマで聞くのは始めてやけどいいですね!!
人柄がにじむ感じというか、ぶっちゃけジミな印象があったのですが、そーとー華がありますね♪
いろいろと得意技がありましたが、とんでもなく素っ頓狂な音から吹き始めるの最高!(^o^)
あれはなんなんやろ、単にアウトな音というよりもわざと大胆にずらしたピッチから始めてるのかなぁ。あれオモシロいなぁ♪
梅津・片山コンビの息の合いっぷりもそらもー相当なもんで、時々わざとどっちも吹き止めて横目でお互い見つめあったり♪
和音楽器は一切ないのやけど、ホントたのしい。
もぉCDは全部廃盤だそうで、確かにアマゾンで探しても出てません(>_<)
一番笑ったのは、Tourlist From Japan という曲で、DUBでヨーロッパ公演やって絶賛だったといってたけど、ほんと爆笑。せの低い梅津さんが必死に小走りしたたり
あっちこっちでピースサインで記念撮影したり。
使えるかもしれないと思ったのは、吹きながらくるくる回るんです。
見たくれも音もオモシロい!(笑)
9月8日(水) Nice Middle with New Blue Day Horns
この日はもぉ特別。
おれ知らなかったんですが、キヨシローが歌ってた最後のバンドらしいです。
椅子もテーブルも取っ払われていて、のっけから大盛り上がり。
本人いないのに完全にキヨシローの日でした。
ミクシーの日記にも書いたけど、梅津さんは少しさびしそうていうか、爆発しすぎちゃうとそれを受け取るキヨシローがいないので、少し控えめな感じすらしてしまいました。
9月9日(木) レコードコンサート
(欠席)
9月10日(金) 梅津和時・坂井紅介・森山威男
もうひとつのナンバーワンセット♪
そもそもこの3人で普段演奏してるわけでも過去にガッツリやってきたわけでも無いのに、これは何!???みたいな。
基本フリージャズだからっていうのあるけど、それにしてもすごすぎ。
1曲目は、キーも拍もなくて主題とパルスと掛け合いで出来上がってる感じのあるいみフツーのフリージャズだったんだけど、2曲目は勿論そんな単純じゃないんだけど多分ワンコードなんですよね。
ファンク系のセッションでワンコードとかボチボチやることもあるわけですが、ここまでできるんや!!!ってのがすごかった。
あと、森山さんは時々僕も遊びに行くお店に立ち寄って、うちらシロート連中の相手をしてくれることがあるんやけど、本気モード入ると全然違いますね!!!
先読み力っていうか、「パラッパッパッパッ」と来たときに最後の3回を合わせてくるひとはけっこー居るけど、ラからへーきな顔してあわせてきたりして、もぉとんでもない。
やっぱ梅津さんからしても森山さんは大先輩なようで、MCでもすごくリスペクトされてました。
あと、こーいう組み合わせだとやっぱベースの人の力もでかいですよね!
すごかったなー(^o^)
9月12日(日) 梅津和時 meets バレーボールズ・赤門
千秋楽ってことで、にぎにぎしく♪
赤門さん先行。時々セッションとかでお話したことある人以外は始めてみる人たちだったんですが、やっぱ年齢的に若いせいか、少なくとも最初のうちはかなーり緊張されてたみたいでした^^;
赤門はギター・鍵盤・タイコ・ベースという編成で、前夜もたまたま同じ編成のインストバンドのライブを見てたんで、やっぱメンツがかわると感じが変わるなーと当たり前のことに感心したり^^;
あと、梅津さんは多分ほぼほぼ初見でやってるとおもうんだけど、まぁプロなんだから当たり前といえば当たり前やけど、よくもまぁそんなこと初見で吹けますね、みたいのがてんこ盛り。
で、後半バレーボールズ。こっちはやっぱ年期の入ったメンバーが多いからかある意味がっぷり4つな快演でした!(^o^)
これもたまた、ちょっと前にバレーボールズとは対バンさしていただいたことがあるんですが、もぉのっけから全然テンション高い高い。
1曲目終わったところなのに「アンコール!」とか言う人も居ました(笑)
梅津さんは千秋楽気分を盛り上げるってことで1曲終わるごとに目の前の譜面でヒコーキおって投げてきてくれました。
バレーボールズにはホーンが2名いるわけですが、ラッパのみさきちゃんいい感じでした!たまたまベルがこっち向いてたからいい感じにバッチリ聴こえてきてゴキゲンでした♪